むかーしむかし、どんぐりは、人類が小麦を手に入れるまでの間、大変重要な主食でした。
チュニジアの古語で、オーク(どんぐり)は、
「粉が実る木」という意味です。
ドイツやスイスなどのヨーロッパ諸国では、結婚を考えている若者は婚礼に先立って、
どんぐりの苗木を植えなければならないという法律が中世まで残っていました。
そうすれば、結婚する二人にやがてできる子供が、また結婚する頃には粉の実のなる木が二本増えて、食料の助けになるからです。
日本でも縄文時代にはどんぐりが主食として食べられていました。
しかしやがて、希望に満ちた若者達がオークから離れ、新しい土地を開拓し、小麦を収穫することに成功していきます・・・。すると、世界中の土地がはじめて価値を持ち始め、同時に全員の食糧を生産するための土地を持つ少数の者が世界を支配するようになりました。
そして、そこではじめて人々が
「飢え」というものを知るようになったのです。
どんぐり文化は、明らかにこれまで人間が世界に存在した中で、最も安定した豊かな文化だったのです!!
世界的ナチュラリストの
ジョンミューアは、インディアンから作り方を教えてもらったどんぐりのケーキを、
「最もかさばらず体力のつく食べ物」と、呼び、持ち運びに便利で、栄養価が高く、何ヶ月も保存が利く食べ物であると賞賛しています。
また、文明学者の
ブライアントローガンはどんぐりについて「持続性があり、ありふれていて、適応力があることそのものに価値がある。どんぐりの特別さは、その粘り強さと融通性とにある」と、述べており、世界地図の上で、どんぐりの木の分布図を作ろうとしてもありすぎてできないように、どんぐりの木はいわば
『世界中のどこにでもある』身近な木であり、食べ物なのです。
そして、だからこそどんぐりは
平和の象徴!
歴史的、分布的にみても、人類が世界共通の植物として周知しているどんぐりの木(実)を、
人類の友好の証として世界平和を訴え続けている人達がいます。
それは元ビートルズの
ジョン・レノンと、
オノ・ヨーコ。
二人は『愛と平和の象徴』として、
「戦争をせずにどんぐりを植えよう」と、小箱に入れたどんぐりを世界各国の大統領や首相に送りました。
Gland・Richeも送ります。(贈ります)
ひとりでも多くの人にどんぐりを。
ひとりでも多くの人にどんぐりコーヒーを。
*焙煎前の『どんぐり粉』を使用してつくるパンやお菓子は、香ばしくて絶品です♪
来年以降はどんぐり粉の販売もしていく予定です。